ダイヤモンドジュエリーリメイク
PCの調子が何だかおかしくて、しばらくブログアップできずでした
復活したのでまたよろしくご覧になってくださいませませ〜
今回ご紹介するのは・・・
小さめのダイヤモンドでも、
元のジュエリーから外すことができたらリメイクは可能です!
という、18金製のネックレスからのリメイク例です。
ペンダントヘッドの可動部パーツに留めてあった3粒のお石
一粒の大きさは直径1.9mmほどで、
0.026〜0.027ct を3個、合計0.08ctです
この3つのダイヤを横に並べて
ピンクゴールドの指輪に留めたいとのご希望です
完成したリングです!
お手持ちのピンクゴールドの時計のデザインに合わせて
指輪の表面も、フラットな面に作りました。
K18の金属地金とは、その75%が純金(K24)で、
あとの25%には、銀や銅などが含まれることが一般的です。
25%に、何を混ぜるか、
その割合によって、金属の色味が変わります。
昔は、金色が濃い、オレンジっぽい金色が好まれましたので
銀と銅の割合は5:5 が一般的でした。(日本では)
純金75%含有されていれば、
あとの25%に何をどんな割合で入れるかは
国やメーカーによっても様々です。
過去には、ブルーゴールドとか、グリーンゴールドなんてのも
三菱マテリアルや住友金属で出していたような記憶が・・・
K24=純金=24金のままでは、柔らかすぎるので
丈夫なジュエリーとして長く着用するには、
純金に他の金属を混ぜて、
その地金の硬さや融点が、職人にとって
形作りや石留めや仕上げなど加工しやすく丈夫で
見た目が魅力的な金色で、着用するに耐久性がある金、
それがK18ってことなんですね〜
K18ピンクゴールドとは、
25%のうち、やや銅多めなんですが
(ピッカピカの新しい10円玉は綺麗なピンクですよね
銅は変色しやすいです)
これにパラジウムを配合すると
安定した綺麗なピンクゴールドになります
今やパラジウムはとっても高価な金属なので
K18イエローゴールドよりも少しお高くはなりますが
今回のダイヤモンドリメイクリングも
パラジウム配合の18金ピンクゴールドなのでーす!
納品時。
出来上がりがイメージ通りで、お気に召していただけました^^
お写真撮らせてくださ〜い!
おサイズもぴったりで、リメイク大成功〜
元の18金のチェーンネックレスと、ペンダントヘッドが
お石を外してから重量を計測すると8.8gもありました!
ご依頼主様のご希望で、
リングが仕上がったのは昨年12月でしたので
その時の地金相場で換算し
完成金額から元の地金分を差し引きしましたので
お支払金額は1万円ちょっとでした!
使わずにしばらく眠っていたネックレスが、
これから毎日使えるリングになってよかったですね
ご依頼、ありがとうございました。
もう一点、小さめダイヤモンドの指輪の
リメイク例をご紹介します!
こちらの、プラチナ製一粒ダイヤの指輪から・・・
細身のリングデザインにして、お石の留め方も変えたら
だいぶ雰囲気が変わりましたよ〜
お石周りはK18ゴールド、リング部はプラチナです
小さめのダイヤモンドでも、留め方や石枠によって
反射や額縁効果でお石が大きく見えるんですよ!
この留め方は、すり鉢状の真ん中に石を埋め込む
技法です。
着用時も引っかからなくていいですね。
可愛いリングに生まれ変わって、大活躍ですね〜
- 2024.03.14 Thursday
- ダイヤモンドリメイク
- 14:32
- comments(0)
- -
- by yumi matsushima