人工宝石も魅力的よね〜
ダイヤモンドに似せた人造宝石といえば、
古くはチタン酸ストロンチウム、YAG(ヤグ)、GGG(カドリウムガリウムガーネット)
など色々とありますが
現代に普及していて安価なものだとキュービックジルコニアが一般的で、各色作られています。
他には、
最近人気の人工宝石で、ルースもなかなかのお値段の
ダイヤより屈折率が高く、硬度も十分なモアサナイト
組成は炭化ケイ素 SiC
ダイヤは炭素=Cで、水晶が二酸化ケイ素=SiO2だから
ダイヤと水晶のいいとこ取り、みたいなのがモアサナイト
(現在、市販されているモアサナイトルースのほとんどは
=モアッサナイト=Moissanite=人工的に造られた宝石のようです)
数年前のJJA(国際宝飾展)でその存在を知って
なかなか綺麗だな〜と、いくつか仕入れたのですが
その中で一番大きな、直径7mmのモアサナイトを
お客様のリクエストでリングにお仕立てしたものです
綺麗なミントカラーのモアサナイト
両サイドはキュービックジルコニア
リングはK10yellowgoldで作りました。
ライトイエローの金属色が、爽やかにまとめてくれました〜
当店へ注文する前に、
お客様はモアサナイトが欲しくてネットで色々探し、
とあるサイトで注文したら商品が届かなかったというトラブルで
がっかりな思いをされたそうなんです
おそらく海外のサイトで、問い合わせてもなしのつぶて・・・
それは大変でしたね・・・
「腹が立ったけれど仕方ない、勉強になったわ〜」と
それからしばらくしてから当店へご相談に見えたのでした
出来上がりのモアッサナイトリングに「キレーだわ〜」と
すっごくテンションMAXで喜んでくださったお客様
「ほんとに嬉しいわ、写真撮りましょ!」
とお客様からのお誘いで一緒に私も。笑
私のリングはネフライトですぅ〜
後日、お客様が手作りした焼きたての大きなカンパーニュを
持ってきてくださって嬉しかったです!
キラキラ上品なモアサナイト、
いつも着けてお出かけだそうです!
もう1つ、人造石でのリメイクをご紹介↓
こちらは別のお客様からお預かりしたプラチナリング
お客様によると、YAGらしいです(イットリウムアルミニウムガーネット)
大きいですね!
よく着用されていたのでしょうか、お石の裏側に汚れがありますが
この後、洗浄したらお石は綺麗になりましたよ〜
(私の目測では、ダイヤでないことは判断できますが
屈折率や比重など検査しないと何のお石かは確定できません)
お身内の方から譲り受けたものだそうで、
ご希望で6本爪のシンプルペンダントへ作り変えました。
直径9mmあるのです。
細身のオメガチョーカーや皮チョーカーに通してもいい!
思い出のリングも、シンプルに作り変えて
日常の装いにどんどん取り入れて使いたいですね!
みなさまご依頼、ありがとうございました〜
- 2022.10.15 Saturday
- やっぱり石が好き
- 16:10
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- by yumi matsushima