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失くしたピアス片方を作る

片方だけ紛失してしまったピアス。

同じものを探してみても、もう販売していない・・・

 

大切な方からの贈り物や、記念のジュエリーは

なかなか諦めきれないものですよね。

 

当店では、ピアスの材質、デザインや構造を詳しく拝見し

加工が可能であれば、片方のみを復元する加工を承っています。

 

今回の御依頼主様からは、お電話でのご相談の後

確認のため、ピアスの片方をお店に送っていただきました。

 

到着したホワイトゴールドとパールのピアス片方。

 

結論から言って、同じピアスを作ることは可能だろうけれど、

構造の強度から、またどちらかが壊れて失くしちゃうかも・・・

という心配があり、まずは詳しく内容をご説明しました。

 

K14WGで同じ大きさのピアス骨格を作り

ロジウムメッキをかけてから片方の付け根を切って

パールとミラーボールを交互に入れてから

切った部分をレーザーで接合する

 

そういう方法で作られたピアスです。

 

(バーナーの火でロー付けするとパールやメッキが燃えてしまうからできない)

 

しかし、レーザーの接合というのは、

通常のロー付けより強度がない。

(地金の表面だけの接合で、深層部までくっついていないから)

 

ピアスポストなど、強度を必要とする可動部分にレーザー接合を使うことは

当店では今まで承っていないのです。

 

こういった構造のピアスは

キャッチの根元のところがポロリと取れてしまったり

キャッチが緩んでピアスが外れやすくなったり

 

よく修理のご相談に持ち込まれます。

 

市販のジュエリーには、デザイン優先で構造の強度は二の次という

ものも存在します。

 

気にいったジュエリーを購入する時に

「これはこう使うと壊れやすいですから気をつけてください」

と、説明する販売員さんはあまり見かけないので

 

使い方や、使用の頻度にもよりますが・・・

でもある日突然壊れちゃった!

というショックはかなり大きいものですよね。

 

なので当店では

「いずれ壊れてしまう可能性が高いものは、加工を受けない」

という前提なのです。

 

御依頼主様へは、加工は可能ですが

永久に丈夫な構造ではありませんとお伝えしました。

 

この間、メールや電話にて以上のことをご説明し、

他の方法に作り変えたらどうなるか、等のご相談もあり、

何度かのやりとりで、しばらくご検討を頂きました。

 

その後、構造の弱さは承知でも、やはり同じものを作ってくださいと

ご連絡をいただきました。

 

「とても大切なものなので、

また二つそろってつけることが出来たら本当にうれしい」という

御依頼主様のお気持ちにお答えするよう、頑張ります!

 

ピアス完成画像です。

失くしたピアス片方を作る

 

元のピアスと、新たに製作したピアス、

淡水パールの形状や大きさがわずかに違うのと

ピアスのパーツの仕様部分が少し異なりますが

お使いいただくのには、遜色ないと思います。

 

今までにご説明した通り、どちらのピアスも、キャッチ側の付け根をレーザーで接合しています。

ここは着け外しの時に負荷がかかる部位ですから、着け外しの時は十分にご注意くださいませね。

 

ありがとうござました😊
画像みて感激しています。
都合つき次第取りに伺わせていただきます。

 

喜んでいただけて何よりです!

 

ジュエリーとは、それぞれの人にとって

お値段やブランドとは関係なく

「ご自身の想い」という大切な価値があるものです。

 

完成品はお送りする予定でしたが、

遠方からお車でご来店くださいました。

 

その日私はお会いすることができなかったのですが、

この度のご依頼、ありがとうございました。

 

また何かご相談があればお気軽にどうぞ。

 

 


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